2025年(令和7年)10月4日(土)~11月30日(日)の間、第37回企画展『横穴墓や木舟城から見る福岡町の歴史』が、高岡市福岡歴史民俗資料館で開催されています。

明治41年に発掘された県指定史跡「城ヶ平横穴古墳群」をはじめとして、福岡町では、古くから遺跡の発掘について注目されていました。平成5年以降、能越自動車道建設事業に伴う発掘調査や木舟城跡範囲確認調査によって、木舟城とその城下町の実態が明らかになりました。

本展示では、福岡町の歴史を特徴づける横穴墓や木舟城をテーマとして、福岡歴史民俗資料館で受け継がれた資料と発掘調査による出土品を中心に、古代から中世にかけて、福岡町に住んだ人々の生活や文化に迫ります。

期間中、福岡町の元学芸員として遺跡発掘調査に携わり、福岡町の埋蔵文化財に対する造詣が深い栗山雅夫氏 (奈良文化財研究所 専門職員)を招き、展示物に関わるテーマでの対談式ギャラリートーク (2回シリーズ) が開催されます。

チラシPDFは こちら

第37回企画展『横穴墓や木舟城から見る福岡町の歴史』
会期 2025年(令和7年)10月4日(土)~11月30日(日)
開館時間 9:00~16:30 (入館は、16:00まで)
休館日 月曜日(祝日を除く、祝日の場合は、翌平日)
会場 高岡市福岡歴史民俗資料館(高岡市福岡町下向田15)
入館料 一般 300円、中学生以下 150円 ※土日、祝日は、中学生以下 無料
対談式ギャラリートーク(2回シリーズ)  各回先着40名 (申込不要)
第1回 日時 2025年(令和7年)10月18日(土) 14:00~
テーマ 「福岡歴史民俗資料館 開館当初から現在を振り返る」 
講師 栗山雅夫氏 (奈良文化財研究所 専門職員)  
   日和祐樹氏 (福岡歴史民俗資料館 初代学芸員)
第2回 日時 2025年(令和7年)11月1日(土) 14:00~
テーマ 「福岡歴史民俗資料館の今後の展望」 
講師 栗山雅夫氏 (奈良文化財研究所 専門職員)  
   仁ヶ竹亮介氏 (高岡市立博物館 主幹)
主催 高岡市、高岡市教育委員会、高岡市福岡歴史民俗資料館
協力 文化庁、奈良文化財研究所、富山県埋蔵文化財センター
問合先 高岡市福岡歴史民俗資料館 TEL 0766-64-5602